うみねこ考察部屋~メモ帳:Episode1-6


◎Episode7終了後、3周目プレイ時の考察・振り返りメモ置き場。完全に自分用のメモ帳。
このプレイメモを書いている時点でEp7は一回ざっと読んだのみ、詳細な検証とリプレイはまだです。
 (よって、イケメンウィルさんのぶった切り推理はあまり検証しておらず、記憶も薄い状態で書いています
 一度間が空いたので、Ep7までのおぼろげな記憶を持ちながら、辿ってみた再々プレイのメモ。

いつものごとく引用は緑色の字で、黒字がコメントです。

◇考え方の基本
・Episode1-4までは戦人を探偵と見なし、その視点は基本的に信用する。
・Episode5についてはヱリカを探偵と見なし同上。
・Episode6では信じられるのは赤字と愛!あとは自分の心次第!
 以上!

*ページ内ショートカット
Episode1 Episode2 Episode3 Episode4 Episode5 Episode6


*今までのあらすじ*
(去年の秋)Episode6まで頑張って考察した!これからEpisode7も再プレイ考察してリアルタイム最終話に挑むよ!
→「キング・クリムゾン!!」
(今年の秋)時間が飛んでしまいました。不思議ですね。今更感もありますが、考察は常に・俺が・自分のためにするッ!
改めてEpisode7を再プレイし、最終話に挑みます。
とりあえず結構忘れちゃっているところもあるので、Episode7の詳細な再プレイ前に、もう一度だけ、「物語を遡る」ことにしました。
きっと、推理を重ねてひとつの答えのかけらをEpisode7で見た後だから、またいろいろな再発見がある筈です。

新たな推理が生まれて真実に近い弾が打てたのならば、さあご喝采。
そんな気持ちでEpisode1-6の再々プレイ検証、はじまります。




Episode1:Legend of the golden witch

◇Episode1リンク 再プレイメモ 赤字まとめ 赤vs青まとめ 

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●Episode1 2日目 朝

「 夏妃姉さん、表とは限らないわよぅ? お父様の書斎ってことはないかしら? 」
(略)
「 私はお父様の書斎に行ってくるわ。ひょっとするとそこにいるかもしれないしねぇ? 」
「 ………………客人である絵羽さんにそこまでのご足労はお掛けできません。  私が行ってきます。朝のご挨拶もかねて。 」
「 あら、じゃあお願いするわね? でも、朝の挨拶を交わしてくれるかは疑わしいわねぇ?  夏妃姉さんって、お父様とは仲、よろしかったかしら? 」
「 ………仲が良いかはわかりかねますが、(略)信頼を得ていると確信しています。 」
「 なら、きっと返事くらいはしてくれるわねぇ?お父様とは朝食くらい御一緒したいの。ぜひ降りてきて下さるよう、説得してくれないかしらぁ?
 ……私たちはすっかり嫌われちゃってるみたいだけど、そこまで信頼を得ている夏妃姉さんの言うことなら、聞いてくれそうですもの。
 …そこまで啖呵を切って、お父様を説得できず、ひとりで降りてきちゃったりしたら………、
 信頼を得ているなんて、二度と言えないかもねぇ…?くすくすくす! 」


・親族たちと郷田・紗音がいないので「外を探してきなさい」と命令した夏妃に対して、絵羽が嫌みを言うシーン。
・改めて読んでみると、このあたりの絵羽さんの態度って、「1日目夜に金蔵が既に死んでいることを何らかの理由によって確信し、夏妃をわざと追い詰めている」ように見えます。
 前の日と微妙に態度が違わないか?黄金郷にみんなで辿りついちゃったのか。

今思い返してみると、第一の晩の殺人て、Episode7お茶会のような揉み合いによって発生したもので、犯人は絵羽夫妻(か絵羽さん)なのかもしれない。
 先に、使用人を伴って倉庫に行ったのも怪しいですし、紗音の死体を秀吉しか確認していないのもおかしいです。
 (もともと紗音については戦人の検死もないし、絵羽夫妻+紗音共犯説もありえる。)
・第二の晩は、共犯者の紗音が部屋の中で急に裏切ってババンバンしたとか。

・ちなみにこの後、源次がなっぴーに書斎の鍵を渡してくれるシーン。
 「なっぴーは金蔵の信頼を受ける価値がある」という助け舟だと初読時には思っていましたが、
 「夏妃が(書斎で金蔵と話したという)嘘をつきやすくする」ための、源次さんの助け舟だったんですねえ。なるほどー。
・さすが源次さん、涼しい顔をして嘘をつきやがる。結構、「源次さんの嘘発言」って多いんじゃなかろうか。






●Episode1 2日目 第一の晩、倉庫

服装でわかる。
……ウチのクソ親父に、霧江さん。…蔵臼伯父さんに楼座叔母さん。
……向こうは、…郷田さんに、…まだいるのか? 何人死んでんだよ…。

「 ………………お父さん…。………死、………倒れているのは、
 蔵臼伯父さん、留弗夫叔父さん、霧江叔母さんに、楼座叔母さん、郷田さんで、……………5人…? 」
「 …………いや。……6人や。……ここに、…もう1人おる…。 」



・第一の晩の死体カウント。

確認されたのは5人だけ。戦人も譲治も「誰かもう1人、奥に倒れているらしい」程度にしかちゃんと見ていません。
 秀吉が、「倒れているのは紗音」と言っただけです。

・しかも、譲治の兄貴が 「紗音も、………蔵臼伯父さんたちと、…………同じなのかな。 」と聞いた時には沈黙を守っています
・やっぱり、戦人がちゃんと確認していない「もうひとり」は、紗音の死体じゃないんじゃないのかなぁ。他の死体の使い回しとかとか…。
 そう考えないと、『嘉音=紗音』の前提に立つ以上、秀吉さんの態度が不自然すぎる。
・顔半分が無くなって、「紗音が死んだ」という描写は暗示的ですね。
 (そしてこの後に嘉音が死ぬということは)、即ち『ベアト本体』が残った状態、と受け取っていいのかな。






●Episode1 2日目 絵羽と戦人の推理

「 聞かせてもらってもいいっすか。昨夜のことを。 」
「 (略)話し合いは、深夜まで続いたわ。でも、何時まで続いたかは知らない。私と主人は朝が早かったからね。
 もう眠くて眠くて、24時を過ぎた辺りで抜けさせてもらったの。そしてゲストハウスに戻って休んだわ。 」


・戦人さんによる、絵羽夫妻の昨夜のアリバイ確認。

・Ep7までプレイしてから改めて読み直すと、ここの絵羽さんが語る行動がちょっと不自然なように思えます。
 絵羽さんって(秀吉伯父さんはともかく)、こういう話し合いで席を最初に外すタイプじゃないような気がするんですよね。
・右代宮に関しては自分の意見を絶対固持して譲らないし、黄金を得られる機会があるなら自分から逃げたりはしないような…
 よしんば席を外したとしても、それって眠る為じゃなくて黄金郷の謎を解きに行ったんじゃないのかな?という気がするのですが。






●Episode1 2日目 客間での推理(金蔵失踪について)

「 くすくす。面白い話じゃない。 …つまり、お父様はどこかに監禁されていて、
 黄金の在り処を話さないと次々に殺人を繰り返すぞと脅されているわけ? 」
「 その話のどこが面白いのか、理解に苦しみます…! 」
夏妃伯母さんが凄むが、絵羽伯母さんは涼しそうに微笑むだけだった。


・戦人が「この殺人は、金蔵に黄金の在り処を吐かせる為の脅しじゃないか」と推理したのに対する反応。

やはり絵羽さんは、金蔵が死んでいることを確信している。気がする。
・もちろん、絵羽さんはこの時点でレシートトリックでなっぴーを疑っているのですが。
 改めて読むと、ここで「金蔵が死んでいた場合のアリバイトリックを夏妃が行っていた」と糾弾する意味ってあまりない。
 むしろ、金蔵の死亡を、この非常時に及んでも白々しく隠すなっぴーに対する当てこすりのように読むこともできるんですよね。
・この後、夏妃に銃を向けられた絵羽の「やりなさいよ、暴力で真実を誤魔化してごらんなさいよ…?! 」という台詞も、
 夏妃を殺人者だと糾弾しているというより、「金蔵は(殺人と関係なく)既に死んでいる」ことを言わせたがっているように見えます。

・考え過ぎかしらん。






●Episode1 2日目 客間での推理(金蔵失踪について)

「 いっひっひっひ。
 …駄目だな、全然駄目だぜ? 絵羽伯母さん。 」
「 …だ、…駄目って何がだよ、戦人…。 」
 朱志香がすがるような目で俺を見上げる。


・レシートの件で夏妃を追い詰める絵羽、それに激高する夏妃の亀裂に割って入った我らが戦人。

・可愛い可愛い!ジェシ可愛い!
・いきなり助けが入ったので思わず従弟をすがるような目で見上げちゃうジェシ様超可愛い!
・興奮した。
・それだけ。

・あ、あとここで夏妃をかばい、絵羽さんにも釈明を迫る戦人さん超かっこいいですよね。
 次のエピソードで首輪付けられて全裸で服従するとは思えませんよね。
 戦人さんカッコイイー!ひゅーひゅー!
・しかしEpisode5といい、戦人さんて、なっぴーが危機に陥れられるたびに颯爽と庇いに現れますよね。
 フラグ立ってますよね(立ってないよ)(そして考察じゃないよ)






●Episode1 2日目 応接間での推理

「 それで、……ベアトリーチェとお祖父さまの間に子どもがいた、なんて話はある…? 」
今回の事件には、ベアトリーチェという強いキーワードが隠されているように思う。
となれば、ベアトリーチェの縁者を疑うのは当然の流れだった。
「 いえ。………そのような話は聞いたことがありません。 」


・源次さん、いけしゃあしゃあと……!

源次さんの証言て、基本的に嘘がかなり混じっているんじゃないだろうか。
・真摯で忠実な使用人、として描かれているので信じてしまいそうになるのですが、ロノウェの依り代である以上かなり食わせ者なのかも。
 彼が真摯なのは読者に対してじゃなく「金蔵」に対してのみ。そこを履きちがえると間違えそう。
・源次さんの発言はもっと裏を読んで疑ってかかってみましょう。






●Episode1 2日目 24時

「 …………ベアトリーチェ!! 」
真里亞が突然、嬉しそうに叫び、暗がりへ駆けて行く。
それはまるで、……その暗がりの中に、ベアトリーチェがいて、駆け寄っていくみたいじゃないか。
俺は銃口越しに、朱志香は母の屍を抱きながら、譲治の兄貴は呆然としながら、……その闇の向こうを見る…。
そこは、ベアトリーチェの肖像画の前。
そして、真里亞が飛びつくのは、…………肖像画の、…人物。
嘘だ、……馬鹿な、ありえねぇ…。
…こんな滅茶苦茶あって堪るもんか、…魔女なんて“い”ねぇ、認めねぇ…!


・24時の真里亞なんですが、これ、改めて見ると。
 真里亞は、「ベアトリーチェ!!」と叫びながら、「肖像画に飛びついている」ようにも読めるんですよね。
 肖像画に話しかけてきゃっきゃうーうーする少女に、従兄姉達は(何やってんだ真里亞)とドン引き。みたいな。
・もちろん、ドレスを着た真ベアトが出てきた可能性もあるんですが。




●Episode1~再々プレイ感想総括

「 つまりお前らは俺に、魔女様は存在する、って言わせたいんだろ?
 全員が認めた嘘は“真実”になる。……そういうこったろッ?! 」


・まぁ、そういう話ですよね。戦人さん、魔法を理解しているじゃアない。

・Episode1、無事三周目終了です。
 以下、再々プレイメモに加えて、三周目で改めて確認、気付いたこと。

◇源次さんの『内線電話不通』の報告は嘘ではないかと思った。
 ・朝からなっぴーに直接訪れてそのことを知らせ、その後によりショッキングなニュース(郷田不在)を伝えて気を逸らしているように思えます。
 ・最後に「内線電話がつながった」ということは、イコール「最初から壊れてなんかいなかった」んじゃないかと思うのですよ。

◇金蔵書斎での『密室に置かれた手紙』は明らかに真里亞か源次さんによるものじゃないかと……。
 ・真里亞が「見たらそこに置いてあった」と言っていましたが、あやしい。
  ベアトリーチェにそう言えと指示されたから素直にそうしただけの可能性があります。
  最初に傘を貸してもらったときに貰った手紙が一通とも限りません。誰も手提げを確認していませんから、真里亞がずっと持っていたのかもしれない。
 ・もしくは源次さん。「この手紙を置いたのは私ではありません」と言っていますが、例によっていけしゃあしゃあと嘘かも。
  「私ではなくてベアトリーチェ様ですから…ぷうっくっくっく!」とか思っているかもしれない!源次さんだから!

◇あと地味に読み直していたら、戦人さんと夏妃カアサンのコンビがじわじわ来た。じわじわ。はぁはぁ。
 なっぴー、警戒している時こそ戦人に無意識に頼っていますよね。何それ背徳的で萌える(何言ってんだ)

◇やはり、Episode1の真犯人は当初の推理通り、紗音で合ってるかな…?と思いました。
  赤字まとめにも書きましたが、戦人が検死しておらず、かつ身元が不明と描写されず、4人が籠城中に動けた人間といえば、紗音しかあり得ないと思います。
 ・最初の6人に紛れて死んだふりをしていた。シャッターの鍵については、戦人がそもそも施錠を目撃していません。
  鍵をそもそも掛けていなかった可能性がありますし、鍵を持っていたのが源次あたりなら見回りと称して開けてくることも可能かと。
 ・シャッターの中にいなかった可能性もあります。屋敷に潜んでいたとか。
  この際、シャッターに皆が集まったときに客間にひとり残っていた真里亞と会話が可能。新たな手紙や指示を授けることも出来たかもしれない。
  真里亞が妙に落ち着いていたのはそのせいだと考えることも出来ます。 

ではでは三周目の旅路、続いてはEpisode2へ~。






Episode2:Turn of the golden witch

◇Episode2リンク 再プレイメモ 赤字まとめ 赤vs青まとめ 

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●Episode2 1日目 夜、いとこ部屋

「 んで。……結論として南條先生。……祖父さまに、ベアトリーチェという愛人はいたんすか。 」
「 ………………おりました。 …いえ、私は会ったことはありませんぞ。
 …ですが、そういう女性と交際があったと金蔵さんから聞かされたことはありました。 …………相当昔にお亡くなりになられたそうで。 」


嘘だッ!!!(ギュウウイイイ←BGM)
・南條先生がまた嘘ついてるー。会ってるじゃん!Episode7で会ってるじゃんベアトにはー!

・源次さんもですが、南條先生も金蔵のことに関しては嘘ついてばかりなんだよ!
 Episode1の傘を貸すところとか、明らかに嘘だし!封蝋の件も嘘だし!
・いすずさんは基本的に、南條先生は「善意の人」だと思って読んでいるのですが、それにしても嘘が多いのう。
・まあ「実際に愛人の医者もやってまして☆」とか正直に言っちゃうと芋づる式に金蔵さんの悪事がばれかねないので、
 敢えて本当のことを言っていない、というのが自然かとは思いますが。





●Episode2 1日目 夜、いとこ部屋

「 戦人。……チェスと言うのは、相手も自分と同じ動きの駒を持ってる。だから相手の手も読める。
 …………でもね? 相手の駒が、戦人の駒よりさらに不思議な動きができることを、戦人は今、想定していない。 」
(略)
「 だからダメなの。相手は魔女なのに、戦人はそれを認めない。
 ………だから、魔女の指せる手を理解できず、チェス盤思考が通じない。
 相手の認識を間違えている。チェス盤思考の一番最初の前提が崩れてる。 」
「 ……………………ほぉ。…そう来るかよ。 」


・相手がどういう法則で動くかを考えていないうちは、戦人のチェス盤思考も正解にたどりつかないよ。と原初の魔女が仰ってます。

・結構最初から、解き方の根本的なところについては再三指摘されているんだなぁと思った。
 これなんかも真里亞がきひひひ笑いだすので、電波発言かと思って読んでいて、気づかなかったのですが。
・確かにヒントはあるけど分かり辛いことこの上ないです。確かに読み直すと分かるんですけれど、分かりにくいよ。





●Episode2 2日目 厨房(偽嘉音の事件について)

「 私たちはあの時、ここに5人いた。……そして、嘉音が勝手口から帰ってきたと思った。
 そして、使用人室に運び、………何かが起こって、南條先生と熊沢が帰らぬ人となってしまった。 」


・南條+熊沢殺しに関する、源次さんの証言なんですが……。戦人の前でも同様の証言をしています。
 (「ここ」というのは厨房のことです)

・これ、二周目では気づかなかったんですが、こういう解釈が可能ですよね?
 (1) 勝手口に誰かがやってきた。使用人たちは、それを(他に可能性がないので)嘉音だと思った。
 (2) ただし、実際に入ってきた人間は、嘉音ではなかった。
 (3) その人物(か物?)を使用人室に運ぶと、そこで何かが起こり、南條先生と熊沢が死亡して、その人物(物?)は消えた。
 これだと源次さんの証言が矛盾しないかもしれません。
南條・熊沢死体消失事件の赤字についても、これならすり抜けが可能っぽい。

・もしくは、紗音の人格が嘉音さんに突然変わったよー!そして消えたよ!とか?でもこれだと郷田たんが紗音を糾弾しないのがおかしいかな。

・ちょっと思ったんですが、朱志香がやってきて殺害した…という可能性もある?
 例えば、朱志香がひとりになっている時、楼座さんも「お父様に報告してくる」という名目でひとりで動けましたよね?
 その時に楼座に「使用人が犯人」と吹き込まれた可能性とかないんでしょうか?
・死んだふりをしていた朱志香は、楼座たちが去った後に部屋を出て、犯人の可能性の疑いがある使用人たちを狙いに行った、とか…。
 これだと右代宮に忠実な老僕の源次さんが口を噤んでいる理由にもなるかも。
・ただ、朱志香が、実際に殺人を実行するような娘だとは思えません。机上の空論かなぁ。

・しかし、厨房に行くときに、楼座は南條先生に何かを指示していましたが、結局不明のままですね。あやしい
・そして、戦人さんが「ひいいいぃぃ!」とか情けないこと言っちゃってるので確認されていないんですが、
 この時点で本当に南條先生と熊沢さんが死んでいるという赤字宣言はない
・使用人たちの狂言という線だってありますよねー。ねー。





●Episode2 2日目 客間(午後六時)

「 ……妾は誑かしはする。もちろん人も騙す。人間と変わらぬ。
 ……だが約束として口にしたことを反故にしたことは一度もない。人間はどうか? 約束を、必ず守るのか? 」
「 …………“約束を守ろう”なんてキャッチフレーズがある以上、…ちゃんと履行されてるかどうかは疑わしいな。 」
「 妾から見れば、人間の方がよっぽど利己的で鬼畜な存在よ。……人間の約束ほど、疑わしいものはない。 」


・戦人さーん。神妙な顔で「疑わしいな」とか他人事のように言ってますけど戦人さーん。
それあなたのことですからー。気づいて―。

・このシーンが当てこすりだったとは…『妾約束は守る』と赤字で言っているのは、戦人に対するチクチクでもあったのだな。
・Episode6,7までやってから読み直してみると、こういうベアト側からの「気づいてフレーズ」がちょくちょく隠れていますね。
 戦人さんてば駄目だな。全然駄目だぜ。





●Episode2~再々プレイ感想総括

ベアトリーチェはね、確かに残酷で強力な魔女かもしれないけれど、この私の敵じゃない。
なぜか?甘いからよ。

あの子はあと数手でチェックメイト出来る局面を作りつつ、わざと詰めない。
下らない駒を取ったり、余計な駒をおいてより一方的な盤面にしてみたり。
早い話が、勝ちが見えると遊びだす悪い癖があるってわけ。



・「余計な駒を置いて一方的な盤面にする」→Episode2のことを言っているのでしょうね。
 「余計な駒」=19人目(制服ベアト)ということか。

・というわけでEpisode2も三周目終了です。
 以下、再々プレイメモに加えて、三周目で改めて確認、気付いたこと。

◇やはりEpisode2における犯行のいくらかには確実に楼座が関わっていると思います。
  ・第一の晩の前、「魔女を認める」幻想のとき、楼座は礼拝堂の中にいますしね。
  ・昨晩、どうして楼座だけが親族会議のあとに戻ってきて寝ていたのか、という説明は誰も求めていませんし、楼座も沈黙しています。
   ひとりだけ無事なのは、戦人が泣きながら糾弾したように不自然です。
  ・そもそも、『お父様と話した』という発言をしている時点で、楼座は完全に嘘をついていますし、その嘘をつく理由も(なっぴーと違って)ありません。
  ・魔法が乱舞しているから一瞬迷いますが、基本的には使用人と楼座の共犯として考えれば大抵の赤字はクリアできるんですよね。
  ・お菓子をつめた意味や、背後にある物語までは分かりませんが…。

 ◇あとは『嘉音らしき影』の謎は二周目の時より整理できたと思う。
  ・戦人の前で、誰かが、「嘉音を目撃した」と言っているわけではないんですね。
   誰かが来て、「嘉音君だと思った」。それだけ、という。

 ◇そして戦人さんは、読者と違って約束をした身なんだからいい加減思い出すべきだと思った。


  ではでは三周目の旅路、続いてはEpisode3へ~。




Episode3:Banquet of the golden witch

◇Episode3リンク 再プレイメモ 赤字まとめ 赤vs青まとめ 

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●Episode3 1日目 海岸(午後二時)

「 いや、さすがに6年前だぜ? 覚えてろって方が無理があるぜ…! 」
「 …6年前のことですと、あまり覚えてはおられないのですか?
 私は、つい昨日のことのように鮮明に覚えておりますが…。 」


・戦人さんが地雷を踏んでおります。。
・このあたりは二周目で確認した通り、「白馬にまたがって迎えにくる」のが約束で間違いなかったようですね。わーい。

・そうそう、このシーンで思い出しましたが、朱志香→戦人疑惑はまだ私の中で健在なんですよね。
 嘉音が実在していない以上は、朱志香の好きな人って、限られてくると思うのですけれど。戦人か譲治か。みたいな。





●Episode3 1日目 食堂(午後八時)

「 それより、…………教えて欲しいの。 」
霧江さんがそう言うと、朱志香も譲治の兄貴も南條先生も、そして俺も、耳を傾けた。
(略)
「 うー?何? 」
「 真里亞ちゃんにその手紙を渡したのって、誰…? (略) 詳しく聞かせてくれるかしら…?」


んは、他の大人たちがいない間に、真里亞から「ベアトリーチェ」についてヒントをさんざん引き出していたと思うのですよ。
・そう考えると、縁寿が出てきたこと、EP3(出題編3)←→EP7(回答編3)の対比からしても、
 Episode3における真犯人はやはり霧江(と留弗夫)なのかも…?
・絵羽さんだけが解けたというのはフェイクで、実際はEp7お茶会で言われた真相通りだったとか。
 もしくは霧江さんが楼座より絵羽より率先して解いており、疑われないように次々皆殺しにしていったとか。





●Episode3 1日目(午前零時過ぎ?) 金蔵の書斎前

「 いかがなさいましたか、源次さま…。 」
「 ……結界が、死んでいる。 」
「 え? ……………あ。 」
嘉音に言われて、書斎の扉を見る。そのドアノブには、サソリの紋様が刻まれている。
強力な魔除けだ。
金蔵の身を守る、最後の結界。
それが破られていた。


・金蔵から『悪い予感がする』と連絡を受けた片翼の使用人が、金蔵の書斎に駆け付けたシーン(多分幻想)。
・これってもしかして、「金蔵が生きているように見せかける工作が破られたこと」の暗示でしょうか?





●Episode3 2日目 玄関ホール(午後一時十五分頃)

その銃声は秀吉の持つ銃のわけもない。
……留弗夫の遺体の脇に落ちていた銃が宙に浮いていて、…その銃口から紫煙をたなびかせている。
銃弾は?
………秀吉のベストの胸部が、じわりと赤い染みを広げる。
銃口に対し背を向けていたのに、…銃弾は秀吉の胸部に打ち込まれていた。


・絵羽を叱る秀吉を、留弗夫の銃で(魔法で)殺っちまったぜーというシーンです。

・個人的に、絵羽は秀吉と譲治の殺害に関わっていないというのは信じたい。
 というか、「絵羽」という駒はその動きを出来ない、と思うのです。これは信じていいと思う。
 もし事故でに殺害したとしても、泣き崩れてその場を離れないと思うので、探しに行こうとパニクった絵羽も嘘じゃないと思う。

・そんなわけで、絵羽さんが犯人という説も理屈では十分納得できるのですが、
 Episode7での「真実」?を見た後だと、この描写が留弗夫が秀吉を銃で殺害した、ということの暗喩に見えてきます。
 二周目では気づきませんでしたが、Episode7をプレイした後で考えると、むしろその可能性が高いのか。

・そうすると、必然的に秀吉を殺害したのは留弗夫夫妻…ということになりはしまいか。
 →赤字確認してみました。
 →「"留弗夫、霧江、秀吉の3名は死亡している"。 」という赤字の復唱要求はロノウェに拒否されていますね。可能性は思っていたより高そう。
「3人には争ったか、あるいは逃げ回るかしたと思われる着衣の乱れがあります」というワルギリアの発言も、そう考えると別の意味に取れますね。




●Episode3~再々プレイ感想総括

「 ……あの日に何があったか? 1986年の今日、何があったのか…?
 何て言葉を残して3人が死んだのか、……知りたいわよねぇぇ…?
 ぉ教えないわよォおおおぉ、あーっひゃっひゃっひゃっひゃッ!!
 呪われた黄金は残す!でもね、あんたが望む真相は、私が地獄まで持っていくわ…!
 それがあんたに出来る一番の嫌がらせよォ!! 」


・この絵羽伯母さんに連なる過去と言うのがEpisode7の「真相」だとすると、絵羽伯母さんを尊敬せざるを得ない。
・縁寿たんはちょっと不機嫌そうで可愛くないけど可愛いにゃー。

・というわけでEpisode3の三周目終了。
 以下、再々プレイメモに加えて、三周目で改めて確認、気付いたこと。

◇絵羽が犯人の事件もあるが、秀吉・譲治の殺害は留弗夫夫妻の犯行という線が濃厚だと思います。
 ・可能性としては、こういうのもあるかな?
  第一の晩→こわいきりえさんのしわざ。碑文を皆に解かせるように仕向ける。
  第二の晩→真里亞を楼座が絞殺。絵羽が、ちょっとやめなさいよと揉み合った挙句、絵羽によって(故意ではないが)楼座が死亡。
  第四の晩~→霧江さんは絵羽が碑文を解いたことを確信。秀吉を脅迫しにつれていくが上手くいかず殺害。
  第七、八の晩→可能性1:死んだふりをしていた留弗夫夫妻が何らかの演技によって蔵臼・夏妃を誘い出して殺害。
            可能性2:譲治が、紗音殺害は大人たちの犯行によるものだと判断して大人たちを殺害。
            可能性3:戦人の打った手の通り、絵羽が犯人。
  第九の晩→南條・譲治の殺害は、絵羽ではないことが確定しています。
         やはり死んだふりをしていた留弗夫夫妻のどちらかでは…?と予想。

◇Tipsで「絵羽が戦人を射殺した」というのは、本当に事実なのかなぁ?
  あくまで「絵羽が犯人と言うことでゲーム盤が決着したので、ああいう結末になった」というだけなのだ、といすずさんは理解したいです。
 ・しかし、絵羽伯母さんが犯人ではないとした場合、朱志香が最後の晩まで生き残っているのに、
  朱志香を連れずに絵羽だけが九羽鳥庵に逃れたことの理由がいまいち説明つかないんですが…うむむ。
  タイムリミットが来てしまい、朱志香を探している余裕がなかった?
  それともやっぱり絵羽さんが犯人なの?それとも朱志香=ベアトなの?それはないはずなんだけど。うむー。


 ではでは三周目の旅路、続いてはEpisode4へ~。





Episode4:Alliancet of the golden witch

◇Episode4リンク 再プレイメモ 赤字まとめ 赤vs青まとめ 

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Episode4:Alliancet of the golden witch


●Episode4 12年後の世界(1998年10月) エンジェとベルンカステル

「 ………真実は、否定されない限り、その形状を維持する。 」
「 そう。真実は、観測されない限り、その形状を維持する。 」
(略)
「 ………家族みんなが、六軒島の魔女に捕らわれて、永遠に12年前に閉じ込められているという、
 滅茶苦茶な話すら、12年前に何があったかわからない限り、真実として存在できる…。 」
「 ベアトリーチェという魔女は、12年前の六軒島に“無限”の想像の余地を抉じ開け、
 そこを猫箱として全てを飲み込んだ。……開かれぬ箱の中のすべては真実。」


・ふむふむ。三周目にしてようやくこのあたりが分かってきた気がします。
 このあたり、最初は何のことを言っているかサッパリ分からなかったのですが、ようやく頭に入ってきました。

・六軒島爆発事故の真犯人と思われる、『ベアトリーチェ』が『無限の魔女』と呼ばれるに至った一番の理由。
 それは、
  (1)一切の痕跡が残らない事件現場を作成し、
  (2)さらにメッセージのワインボトルを複数流して、裏に世間に『六軒島の“連続殺人事件”の真相』があったことを暗示した。
  (3)以上2点の細工を行うより、世間の無数の人間が、『真相の推理』を始めるように煽った。
 →この2つを行うことで、『事故の真相を無限にしてしまった』
のが、ベアトリーチェの魔法だったのでしょう。





●Episode4 12年後の世界(1998年10月)縁寿の魔法

……魔法を使うのは、ずいぶん久し振り。
一時、真里亞お姉ちゃんの手解きで、……その一端に触れ、扉をわずかに開けたことがある。
だから、……まだあの感覚は覚えているはず。
「 ……今の縁寿は、かなり魔法の力は衰えてる。…基本に忠実じゃないと、難しいよ? 」
「 うん。……………四方を確認。静かな空間を確保。 」
(略)
静かな、自分だけの空間を得る。……魔法を使うための場の準備は、これで充分だろう。


・二周目の時点では半信半疑でしたが…ようやく分かってきた気がします。
・魔法の原点は、過程の装飾と、それを信じる心(愛)。
 だから、身も蓋もない愛のない言い方をすれば、縁寿がやろうとしているのは「妄想劇場の準備」なんですね。
・無機物を「友達だとみなし」、心で作り上げた「姿」を与えてお話する「想像力」が魔法。
 それは、周囲に「何やってんのあいつ?」と言いだす人間がいるところでは、絶対に使えない力。

・魔法そのものの良し悪しについてはいろいろ思うところがありますが、だいぶ理解出来てきたように思います。





●Episode4 12年後の世界(1998年10月)新島への船中

「 ………調べた、っていう自己満足のための旅みたいなものよ。
 本気で12年前の真実が解き明かせるなんて、私も甘えてるつもりはないわ。 」
「 その自己満足が終わったら、どうするつもりで? 」
「 さぁ。考えてないわ。………新島に行って、関係者に話を聞いて。
 …最後に六軒島に行って花でも捧げたら、私の旅はおしまいね。 」
(略)
「 ……自分が満たされていると思えないまま死ぬのはきっと辛いことよ。
 だからきっと、自己満足って必要なんだわ。 」


・再プレイしていて思ったのですが、「旅が終わったら須磨寺の家に行く」と天草に縁寿が話していたことも含めて、
 縁寿は最初から六軒島の旅が終わった後に死ぬつもりだったのでしょうね。
・どう転がっても彼女の思い描く未来に幸せがなく。
 一度ビルから飛び降りて、それでもやはり命を狙われ続けて、友達もなく味方もいなくて、家族のもとで死にたいだけだったのかもしれない。
・そんな彼女を救うヒントこそが真里亞お姉ちゃんの「魔法」にあるのだろうけれど、縁寿がそこまで思い至っていたかどうか。

・この先、船長さんに問われて、縁寿は自分でも「死ぬつもりだったのかも」と言っていますね。
  本当にその意志は翻ったのだろうか。 「漫然と死ぬ」が「意志を持って死ぬ」に変わっただけではないだろうか。




●Episode4 1日目 ゲストハウス一階(午後10時40分頃?)

「 むむむ、無理です、あんな連中に太刀打ちできるわけがありません…!!
 しかもお館様だけでなく手下も何人も! あ、あるいはあんな連中がもっといるかも…!
 ………あいつらは一体……、何なんだ……。 」
(略)
「 お祖父さまの手下が何人もいて、みんな武装しているんだよね…? 」
「 え、……えぇ。そうです。………そして多分、…みんな武装を……。 」


・改めて読んでみると、郷田たんの反応ってちょっと怪しくない?
 落とし穴の話も含めて、微妙に「作ってる」感が……。
・食堂で誰かが銃を乱射して6人が殺されたところまでは事実としても、地下牢は多分嘘だし。
・脅されている?





●Episode4 1日目 朱志香の部屋(?) 夜11時40分~?(正確な時間は不明)

「 聞けよ戦人ッ!!!(略)………あいつらな、………ニンゲンじゃ、…ねえんだぜ。 」
「 は、…はあ?! 何を言ってんだ………、 」
「 見ちまったんだ、仕方ねえだろッ!! あいつらさ、ワープしたりバリヤー張ったり、
 あっはは、やりたい放題だぜ…?どこの漫画だよ、アニメだよ、……いや、マジでかなわねぇぜ。」
(略)
「 敵はどうせニンゲンだと、……間違えるなよ。………敵は、ニンゲンじゃない。
 …おっそろしい魔法を自在に扱える、……悪魔なんだ。そこを絶対に、……間違えるんじゃねぇぜ……。」

戦人にはもはや、朱志香が何を言っているのかわからない。
しかし、その声色から、死期を悟っていることは理解できる。
だから事情はわからずとも、頑張れと励ます。


・人生の最後の3分間で未練を残さないように時間を使いなさい、と言われた朱志香が、「戦人」に電話するシーン。
 ここ、三周目でようやく気付きました。

(1) このあと続けて霧江さんから電話がかかってきます。
  霧江さんと戦人の「黄金の蛇に狙われてる!魔女がいるの。見たままを信じて」云々な会話は、赤字宣言はありませんが、事実だったと思われます。
  電話中の会話が戦人視点を交えて語られますし、戦人自身も探偵ごっこの時にその会話を回想したからです。

(2) ですが、朱志香が電話でいろいろ「相手がニンゲンじゃない」と話すシーン。
   ここは戦人視点ではないんですよね。(上記引用部・前半)
  →戦人視点では「朱志香が何を言っているのかわからない」という記述しかありません。(上記引用部・後半)
  →瀕死の朱志香から電話はあった。でも描かれた台詞は幻想かもしれない。

(3) その疑いを持ったまま、『tea party』を読みました。戦人は朱志香の電話についてこう言っていました。

  (朱志香が死に際に電話できた経緯を推理し、)……それで一応の筋は通る。
  朱志香がなぜ、そのトドメによる死因を正確に予見できたのかを除けば。
  そして、朱志香からの電話にはもうひとつ、気になる部分があった。
  朱志香はこう言ったんだ。「譲治兄さんも駄目だった。ありゃあ、即死だ。 」と。
  ……まるで、譲治の兄貴が殺されるところを目撃したかのような言い方だった。(略)
  どうして朱志香は、譲治の兄貴が殺されたことを、……知っていたんだ……?』

  これだけです。 この後すぐ、霧江さんの捜査に移行します。
  電話で朱志香が話したはずのワープだのバリヤーだのについて、戦人が疑問に思っている様子が一切ありません。
  電話内容に関して、戦人が不思議だと認識したのは「朱志香が自分の死因+後に出発した譲治の死亡を既に知っているようだった」という2点だけです。
  ※その後、霧江さんの捜査時に「朱志香も見たものを信じるほかないと言っていた」的な描写はありますが、
   それが「ワープやバリヤー」のことという明言はないです。( 『親たちが犯人だ』という警告?)

(4)ここから何が推理できるか。
 →つまり、朱志香はもともと魔法の話なんかしていない。
   「自分はもう死ぬ」「譲治も死んだ」「戦人は見たままを信じろ、気をつけろ」としか言っていない。

 →落とし穴とか魔法とか言い出してるのは大人だけ。
  地下牢の件も含め、霧江さんの電話内容が嘘という可能性は相当高い。霧江+真ベアトの犯行?





●Episode4 12年後の世界(1998年10月) 六軒島

ここは1998年で、……私はたったひとり取り残された右代宮縁寿。
初めは死ぬための旅だった。
でも、今は違う。
何かを成し遂げる旅に変わっている……。

この旅は、…………12年を経て、さまざまな思いや運命によって誘われたもの。
私、右代宮縁寿にとっての、終わらせる旅。
そして、マリアージュ・ソルシエールの最後の魔女としての、終わらせる旅。


・六軒島を訪れ、ひとりで丘にて島を見下ろす縁寿。

「何かを成し遂げる旅」の意味なんですが、幾つか可能性が考えられると思います。
 (1) 真里亞の墓前?に「さくたろう」を供え、あの日のことを謝る。
 (2) (二周目でもこの感想に至っていますが)最初から、右代宮縁寿は今後自分が生きていくために邪魔になる、須磨寺霞の殺害を決意してこの島の奥にやってきた。
   この後の魔法のシーンも、 『縁寿が自らの手で、霞+黒服7人を殺害し、その行為に対して全責任を負う覚悟、もしくはそれと同等の覚悟をした』という暗喩。
 (3) (1)+(2)+自殺。須磨寺の後継者の殺害+自分が死ぬこと、により、この島を「現実に引き戻す」。それによる魔法の消滅とか。


・縁寿が六軒島で(おそらく)死亡したのは、天草の狙撃によるものとみていいと思いますが(ほんとにそうだとしたら天草にジャイアンパンチ)、
 それが順当に小此木の意志によるものなのか、それとも天草自身の意志によるものなのか。
・今気付いたのですが、霞さんの元婚約者が天草とか言うことはあるまいな…。





●Episode4~再々プレイ感想総括

「 ……戦人なら、………殺せるから…。………私の全て…。…心臓……。
 ………潰して。…………貫いて。…………ね……? 」

「 右代宮戦人。今から私が、あなたを殺します。 」
「 この島にあなたはたった一人。そしてもちろん、私はあなたではない。
 なのに私は今、ここにいて、これからあなたを殺します。 」


……俺は、理解する。
これは、……ベアトリーチェが魔女でいることが出来る、……“最後の謎”なのだ。


・抱き合う戦人とベアト。いえーい。
・というわけでEpisode4も終わり、出題編:三周目終了です。
 以下、メモしたほかに三周目で改めて確認、気付いたこと。

◇ベアトリーチェが無限の魔女である理由、心臓とは。
 「24時の爆破(+ワインボトル)で六軒島に無限の可能性を作りだしたこと」で合っているかな?
 ようやく、ベアトが「妾の心臓を晒す」と言っている意味が分かってきたような気がします。
 初回プレイ時にはさっぱりだったEpisode4も、だいぶ糸がほどけてきたなあ。

◇Episode4での魔法の顕現、『落とし穴』発言他。
 ・『落とし穴』については、間違いなく嘘でしょう。 したがって、それを口にした蔵臼さん・郷田さん・熊沢さんも嘘をついている。
  (Ep5にて、「同じ思惑を持つ人間たちは、その幻想を共有できる」という青字がある→地下牢シーンの人々も皆グル?)
 ・ちなみに戦人視点で、魔法関連の発言をしたのは大人だけです。
  朱志香も死ぬ直前の電話で「魔法」発言をしていますが、よく読み直すとその発言前後だけ戦人視点じゃないのですね。
 ・ただ、蔵臼・郷田・熊沢・南條は最初の電話以降、一切戦人とコンタクトがとれてませんね。
  幻想シーンと違って、電話後すぐに殺されていた可能性もあるかも。

◇Episode4の殺人犯人は霧江+紗音(=新しい金蔵?)ではないかと思いました。
 ・上記メモを考え合わせると、霧江さんが「魔法云々」と電話してくるシーンもフェイクと思われます!
 ・霧江さんはそうそう脅される性質ではないはず。Ep7を意識したうえで読むと、霧江さんらしくない発言の嵐です。
  素直に、霧江さんが嘘をついていて、辻褄の合う発言をした人は霧江さんサイドの人間or脅されていたのだと思います。
  嘘を口にしながら最後まで生き残っているという意味で、彼女が犯行に関わっている可能性は限りなく高いと思います。
 ・ただし、霧江さんも射殺されていますので、複数犯がいるのではないかと予想。やっぱり紗音?

◇縁寿の言う「黒い魔女」「白い魔女」について理解。
  黒い魔女 = マイナスの気持ち(恨み、ねたみ、悔しさなど)をそのまま力に変えて、何かを成し遂げようとするという心の動きの擬人化。
  白い魔女 = マイナスの気持ちをプラスの気持ちに消化(良かった探し、嫌なことを心の中の友達に吐き出し等)して外に転嫁せず、前向きに生きていこうとする心の動きの擬人化。
 ・うみねこ世界では、どちらの心の動きも「魔法」として描かれますが、両者は決定的に違うものだと縁寿がEpisode4にて発見します。
 ・真里亞の「白魔法」的なものの偉大さに、孤独だった縁寿が気づいていく過程が12年後の旅だったわけですね。


 ではでは三周目の旅路はついに散、Episode5に入ります。





Episode5: End of the golden witch

◇Episode5リンク 再プレイメモ 赤字まとめ 赤vs青まとめ 

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●Episode5 1日目 屋敷食堂(深夜24時頃)

「 あと、……ごめんなさい。風邪薬あるかしら。さっきから熱っぽくて。 」
「 なら無理はよくないな。休みたまえ。 」
「 楼座がいいと思うなら、好きに休めばぁ? 私ならこの大事な会議中に風邪くらいじゃ休まないけどね。 」


・熱っぽいと言い出す楼座、休めという蔵臼、「ハァ?私なら風邪くらいで親族会議を休まないわ!」という絵羽。

その絵羽さん、Episode1では、「眠くなったので夫婦で会議を抜けてゲストハウスに戻った」と証言しましたよね?
 あれ、嘘かもしれませんね。

・もちろん、黄金に関する重大な親族会議だから特別なのかもしれません。
 でも、やっぱり絵羽とう人格にとって不自然な動きじゃないでしょうか。

・Episode1の第一の晩、絵羽夫妻怪しい。絵羽のアリバイも証言も、相当に怪しい気がします。




●Episode5  屋敷食堂(深夜24時頃)

「 は、はい……。……私の目にも、……お館様が使われる封筒に見えます…。 」
(略)
「 開けてみようぜ。それから考えても遅くないはずだ。……何か入ってるな。何だろうな。」 留弗夫は、少し乱暴に封筒を破く。
すると中から折り畳んだ手紙と、……きらりと光る物が転がり落ちる。
……指輪だった。


・おお、このシーン忘れていました。

本来なら指輪って、黄金郷に辿りついた時点で手に入る物ですよね?
 既に戦人が指輪を発見してないことの方がイレギュラーですよね?

・真ベアトリーチェ(=紗音=嘉音)が、黄金郷発見に気づくのが遅れて、後からじかに持ってきたということの暗喩?
・(Episode7お茶会で再現された)黄金郷でのベアトリーチェの当主承認→指輪を預ける等々の会話が、
 黄金郷でなく食堂で行われたという解釈が可能かもしれませんね。

・つまり、ベアト=紗音=嘉音を踏まえたうえでこの場を解釈すると、
 (1)わざわざ紗音・嘉音がこの場にやってきた。
 (2)その結果、当主の指輪が手に入った。
 (3)指輪の入手方法については、その場にいた全員が合意し、「ノック音があったので見てみたら封筒があって、そこに入っていた」ことにした。
 ということになりますかね。

・お?結構自然じゃなァい?




●Episode5 上位世界~薔薇庭園

「 久しぶりですね、ドラノール。……さぁ、こちらへ。客人を雨に濡らす持て成しなど、私たちは心得ませんよ。 」
(略)
「 ……知り合いなのか。 」
「 展開の古い友人の一人です。……ずいぶん懐かしいですね。 」
「 懐かしいデス。ミセス・ワルギリアは天界学問にも造詣が深くおらレル。
 よく解釈を巡って議論を戦わせたものデス。 」
「 ほっほっほ…。あなたとの数々の知的冒険は楽しかったですよ。またいつか、ご一緒したいものですね。 」


・「熊沢さんも、かなりのミステリ通だった」という事実の暗示?
・やはり、熊沢さんは黄金郷の謎を自力で解いていたのかもしれませんね。





●Episode5~再々プレイ感想総括

「 ……黄金の真実。赤き真実とは異なる方法によって紡がれる神なる真実。
 ……その力は赤き真実と同等デス。……時に劣るでショウ。しかし、時に勝ル!! 」
「 その輝きこそが、……戦人くんが、本当にベアトを理解した証。 」
「 ………示したぜ。この死体が祖父さまであることを。 」
「 ハイ。黄金の真実、……受理しマシタ。ヱリカ郷の推理は、修正に応じぬ限り、破綻しマス…! 」
「 そ、……そんな……。ぅ、あああああああぁああああああぁああぁぁああぁッ!!! 」


・黄金字初登場。Episode7までプレイし終わった今でも、黄金字とは何ぞや…分かりませぬ。

・というわけでEpisode5の三周目終了です。
 以下、メモしたほかに三周目で改めて確認、気付いたこと。

◇「この死体が右代宮金蔵の死体であると保証する…!!」 の死体って 「目に見える死体」なのか?
 ・「死体と描写されていない何かが、実は「金蔵の死体」だったという可能性」はないかなぁ。薔薇庭園とか(良く分からないけど)
 ・金蔵の家具(=金蔵の別の姿)である源次さんの死体?
 ・"赤き真実とは異なる方法によって紡がれる真実"ってなんじゃろ…こればかりはサッパリ分からないです…。

◇Episode5の第一の晩は狂言?
 ・蔵臼だけは朝、夏妃が電話に出た直後に死亡していると明言されているので置いておいて。他の死体は狂言じゃないかと。
 ・ただ、絵羽の悲しみようがちょっとどうかな…リアルすぎるかな…。
 ・戦人が去った後、黄金について目をくらまされた親族たちは蔵臼夫妻を陥れ、戦人に当主を譲らせるように画策する。
  蔵臼を殺害し、夏妃を脅してその犯人に仕立て上げるもくろみ。反対した源次も殺害された?
 ・楼座+いとこ達+秀吉は金蔵の不在を夏妃に認めさせるため&罪を着せるための狂言。
  いとこ達には本当のことは話されておらず、ヱリカをからかうためとか嘘をついてどこかに隠れてもらっている 、とか…!

 ・もともとEpisode5は、2周目でもだいぶ考察が進んだ後にプレイしているので、なかなか新発見はないですねぇ。

◇一番の収穫は、「手紙とノック」のシーンでの新しい推理ができたことかな。
  あのシーンは手紙もノックもカモフラージュで、大切なのは
  「黄金郷発見後、紗音・嘉音が戦人の元を訪れて戦人が当主の指輪を手に入れた」…という流れそのものなんじゃないかと。

 ではでは三周目の旅路はついにEpisode6に入ります。





Episode6: Dawn of the golden witch

◇Episode6リンク 再プレイメモ 赤字まとめ 赤vs青まとめ 

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●Episode6 フェザリーヌの観劇~魔法の原点

「 話を戻すわ。……ここまででわかることは、やはり、六軒島の夜の支配者と呼ばれた、
 亡霊ベアトリーチェは、存在しないということだわ。
 夜の屋敷で起こる不可解な現象の、総称に過ぎない。
 即ち、ベアトリーチェとは人物名ではなく、現象名に過ぎないのよ。 」
奇怪な何かが起これば、それは全て、黄金の魔女の仕業…。
そういう“魔女の居得る環境”こそが、ベアトリーチェ自身。


・縁寿の理解。多分、“魔女の居得る環境” =姉ベアト、かな?
 ベアトの分裂と統合のあたり、自分推理(ベアト=六軒島における『謎の存在の集合体』説)がちょっぴり近いところで嬉しい。
・少なくとも正解の一端ではあろうと思えば嬉しや。嬉しや。





●Episode6~再々プレイ感想総括

これにて、………黄金の魔女によって紡がれる物語は幕を閉じる。
最後は、碑文にて物語を結ぶのが良いだろう。

以下は、黄金の魔女の碑文より、黄金郷の章。
 魔女は賢者を讃え、四つの宝を与えるだろう。
 一つは、黄金郷の全ての黄金。
 一つは、全ての死者の魂を蘇らせ。
 一つは、失った愛すらも蘇らせる。
 一つは、魔女を永遠に眠りにつかせよう。

安らかに眠れ、我が最愛の魔女ベアトリーチェ……


・わー!おめでとうおめでとう!ぱちぱち!分からん!

・Episode6の三周目プレイも終了!!
 以下、メモしたほかに三周目で改めて確認、気付いたこと。
 とはいえ、Episode6もあんまり新発見ないんですよね~。うむー。

◇金蔵・南條・源次ラインの名前交換or共有幻想の可能性は高いですよね。
 ・もとから推理していたのですが、改めてプレイして再確認。
 ・源次=家具である以上、源次は「魂が一つに満たない」存在と解釈するのが妥当です。
 ○ 町医者の分際で英語に堪能、原書もすらすら読めるミステリマニアの南條先生。
 ○ 戦後、人が変わったといわれる金蔵。
 ○ 「家具」を自称し、金蔵に大恩があり、安らかに眠ることが願いであるという源次。

  →この三者の構図は絶対怪しい。
 ・南條の病弱な孫、というのも怪しい。(こだわる)
 ・戦人って、Episode1で南條先生のこと知らなかったですよね?
 ・Episode7は、半徹夜で読み切ったところなのでうろ覚えですが、ここら辺の補強材料がないか注意して見ていきたいですね。

◇戦人の(「ベアトのゲームを理解した」と証明できたら)「ベアトをゲーム盤の外に連れだせる」発言
  →戦人が六軒島と魔女伝説を舞台に無限の世界を構築できるようになる→要は八条十夜みたいになるということ?
 ・縁寿!戦人お兄ちゃんは帰ってきたらミステリ作家になるらしいよ!!
 ・ベアトのゲームに勝利して箱の外に出る=現実でも「無限の魔術師」として存在できる、という理解で合ってる?
 ・つまり、猫箱の中で遊ぶルールを身につけたまま(真実を理解したまま)現実に戻れば、彼はいくらでも原稿用紙の中で「ベアトリーチェ」たちを顕現できるようになる。
 ・「ゲームマスターとしてのベアトリーチェ」は不要になるので眠りにつき、戦人の描く無限の世界の中で「ベアトリーチェ」は永遠に戦人とともにある。
 ・という理解で合ってる?
 ・要は、八条十夜が「真実に到達すれば無限の魔女になれる」と発言していた通り、戦人も無限の魔女になれるということ?

◇雛ベアトが、なっぴーの霊鏡を苦手としている理由ってなんだろう
 ・「みすぼらしい自分の姿」を見せられるのが苦手だから?  ・というか、やっぱり「肖像画の容姿」=「戦人の好みの女性」というのは不自然な気がするなぁあああ。
  Episode7によれば、肖像画の姿=ベアトリーチェで合って入るようなのですが…でもなでもな。
 ・基本的に「違和感のある描写」というのはヒントになっていることが多いので、憶えておきたいです。

◇紗音=嘉音と確定。→真ベアトは両性具有という暗示だったりする?
 ・超思いつきなんですけどね。ですけどね。Episode7で、「こんな体では恋も出来ない」と発言したらしいシーンがありましたし…
 ・近親相姦による遺伝子異常的な。
 ・すると「姉さんは譲治さまの夢を叶えられない」(子どもを作る的な意味で)という嘉音の発言も分かるかなぁとか。
 ・まぁ思い付いただけなんですが…。理御を見てるとありえそうにも思えます。







というわけでEpisode1-6までの三周目プレイが全て終了です!!
いよいよ満を持してEpisode7の再考察、そして最終話へと駒を進めることができそうです。
さてさてどこまで正解を射抜ける矢を撃てたのか、掠めていればご喝采!
→ Episode7のメモ




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Episode5のメモ Episode6のメモ 

Episode6:赤字まとめ Episode6:青字まとめ 黄金字まとめ

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