
彼と付き合い始めて、初めてのクリスマスに貰ったプレゼントは、
暖かで色彩鮮やかなマフラーだった事を覚えている・・・
「お前、いつも寒そうな格好してるからよ・・・似合うかどうかは分からんけど・・・」
彼は照れ隠しに、頭を掻いたりして落ち着かない様子で、目線をそらしたりしていた。
私といえば、生まれて初めての貰ったその暖かなプレゼントに心底驚き、
すっかり戸惑ってしまっていた。
嬉しくて、嬉しくて、泣きたいくらい…こんなに暖かいのに、
どうしてこういう時に限って、言葉が出て来ないのだろう・・・・・・?
「・・・・・・?ど、どうしたんだよ??」
「わ、私は、人からプレゼントを貰った事なんて無いから・・・、
こういう時は何て言ったら良いのか・・・わ、分からなくて・・・すまない・・・」
申し訳無さそうにする私を見て、彼は拍子抜けした後、満面の笑みを浮かべたんだ。
「まぁた、お前はなんで謝るかねぇ〜!!こういう時はよ、
にっこり笑ってくれりゃあ、それで十分なのよ。」
茶目っ気タップリな瞳を輝かせて微笑んで、彼は言った。
「笑ってみなよ、しろがね・・・。口の端を上げて、にっこりとよ。」
あの後、私が上手く笑えたかどうかは、彼しか知らない。けれども、私の心には
あの日の彼の笑顔が、今でも太陽のように暖かく輝いている・・・・・・
(お・し・ま・い・♪)
*楽都さんより*
クリスマスが近いので、クリスマス・ラヴ・バージョンって感じで書いてみました〜(>▽<)
ラブラブな絵ってあまり描かない(照れるから^^;)ので、かなり新鮮な気分でしたv